保険金の不払いって・・・?
昨年7月に、「保険金不払い問題」が発端となって生命保険会社10社に対して金融庁から業務改善命令が出されました。その後、これらの生命保険会社は保険金不払い問題再発防止への取り組みを行っているところですが、そもそも何故「保険金不払い」は起きるのでしょうか。
保険金不払いには、保険会社が意図的に保険金を払わないというケースもありますが、金額的に最も多いのは保険金の請求(案内)もれとなっているのです。つまり保険加入者が保険金を受け取れるのに、請求していないというケースが圧倒的に多いということです。
各保険会社の保険商品内容が複雑になっており、実際には保険金を請求できるケースだったのに契約者が請求し忘れたり、保険会社もその案内をしていなかったというケースなのです。
金融庁からの業務改善命令により保険会社も契約者への丁寧な対応を心がけていますが、営業担当で対応の差があるのが現状です。基本的には、保険加入者本人が特約事項などの契約内容をきちんと把握し、治療状況に合わせてしっかり保険金を請求することが大切なのです。
しかし、イマドキの保険商品は特約事項も多く、保険加入者が全ての保障内容を把握するのは難しいのも現実です。
それではどうするのがいいのでしょうか?
保険加入の際には、特約事項などきちんと勉強して保障内容を把握するか、又は特約の少ないシンプルな保険加入をするという方法があります。どちらにするかは加入者の判断になりますが、いずれにせよ自分の保険の保障内容はきちんと把握しておく必要があります。